先日2021年3月6日・7日にテイルズオブフェスティバル2020が開催されました。
巷を賑わせている病の影響もあり、本来公演予定だった2020年6月13日・14日から延期しておりましたが、
ついに開催まで辿り着けましたね!
今回のフェスティバルは公演史上初の無観客・オンライン配信限定での開催となりました。
オンラインとはいえ、シリーズファンとしてはやはり視聴しないわけにはいかないでしょう!
という事で、今後あるかわからないオンライン配信をしっかり楽しんだので、
その内容をここで振り返っていければと思います。
当然ながらシークレットゲストなどネタバレも含まれますので、
記事をご覧になる際は自己責任でお願いいたします。
あと文字多めです。(公演中の録画録音はNGなので)
本ブログ始まって以来の長文になると思いますので、
よろしくお願いいたします。
※2日目のレポートはコチラ。
公演プログラム
今回のテイルズオブフェスティバルは無料配信と有料配信の2部構成で行われました。
それが下記の通り。
エントランスページ無料配信プログラム
11:00~12:00頃
1.『テイルズオブ』シリーズ ピアノアレンジBGM映像
12:00~12:10頃
2.『テイルズオブ』シリーズ テーマソングカバーMV
12:10~13:52頃
3.「テイルズオブフェスティバル2020」オルタナティブ再配信
13:52~14:20頃
4.告知関連紹介(フェスティバルのグッズ等)
公演視聴ページ有料配信プログラム
14:30~16:00頃
公演視聴ページOPEN(歴代オープニング映像・各種映像)
16:00~
テイルズオブフェスティバル2020開演
エントランスページ無料配信プログラム
『テイルズオブ』シリーズ ピアノアレンジBGM映像
朝にピッタリなピアノアレンジBGM映像という事で、
歴代オリジナル作品から1曲ずつセレクトされ、自然の癒し系の映像が流れる中で、
ピアノでアレンジされた音楽が演奏されました。
落ち着いた、リラックス効果も感じるゆったりとした印象のアレンジでした。
心が安らぐ落ち着いた楽曲に仕上がっていたので、是非音源化していただきたいところです。
『テイルズオブ』シリーズ テーマソングカバーMV
以前の公式生放送等で公開されていた、
歴代テーマソングをカバーした4名のMVが公開されました。
既出の映像だったので真新しさはありませんでしたが、
それぞれの収録現場の雰囲気が伝わる映像でした。
「テイルズオブフェスティバル2020」オルタナティブ再配信
以前放送されていた映像をそのまま再放送した感じでしたね。
しかし、テイフェスを振り返るにはちょうど良い内容なので、
スタッフの気遣いがうかがえます。
告知関連紹介(フェスティバルのグッズ等)
テイルズオブフェスティバルの関連グッズやCDの紹介です。
スライドのみだったので味気なかったですが、
主演キャストのタイトル画面のBGMがバックで流れてたり、
飽きさせない工夫を感じました。
公演視聴ページ有料配信プログラム
公演視聴ページOPEN(歴代オープニング映像・各種映像)
時間ピッタリではなかったですが、
エントランスページで流れたモノとは別のアレンジ局と共に配信開始を待ちます。
既存の情報のおさらいとしてだと思いますが、
アナザーエデンというアプリとコラボした際の特別映像も流れましたね。
その後に1回目の影ナレが。
今回初出場のテイルズオブザテンペストより、カイウス&ルビアが登場です。
内容をざっくり説明すると、公演前のアナウンスメモを探すカイウスとそれを手伝うルビア。
アナウンス後に素直にお礼を言うカイウスに照れるルビア、という感じ。
発売から10数年経ったタイトルのキャラクターがようやくテイフェスに参戦したんです。
ファンとしてとても嬉しかったですし、今後もテンペストには何かしらの吉報があることを願います。
影ナレが終わった後は恒例の歴代オープニング映像が流れました。
例年、会場ではキャラクターの名前を叫ぶ恒例行事があるわけですが、
今回のフェスティバルではコメント欄でそれが行われました。
ちなみにシンフォニアはユニゾナントパックにて収録されたStarry Heavens、
イノセンスはDS版、ヴェスペリアはPS3版、ハーツはVita版、
グレイセスはエフ版、エクシリアはジュードver.でした。
そして今回の映像の中には、今まで除外されていたテンペストやラタトスクの騎士をはじめ、
リンクやアスタリア(アヴァロンの輝石編)、ザレイズ(ラストクレイドル編)、クレストリアの映像も流れました。
マイソロシリーズ等クロスオーバー系のオープニングはありませんでしたが、
是非次回以降は仲間入りさせていただきたい!
そしてテンペストのオープニングはフルアニメーション化してほしい(切実)
歴代オープニング集の熱が冷めやまぬ中、2回目の影アナが放送されました。
ザビーダとアイゼンの因縁コンビです!
エドナとの絡みは本編でのお楽しみという事で…。
内容は今回の配信に関する機能の説明が主でした。
最後には二人で「ナマステ押忍!」
ここ数年で恒例となったナマステ押忍がここにも登場です笑
どこまで引っ張るのでしょうか…。
ともあれアイゼンとエドナが邂逅するスキットへの期待が大いに高まってきました。
影ナレ後はアスタリアの新章「双星の宿命編」のPVや、
ザレイズの4周年記念CMが放送されました。
そしていよいよその時間がやってきました。
テイルズオブフェスティバル2020開演
今回のフェスティバル、公演プログラムは以下の通りです。
①オールスタースキット
②オープニングステージ
③テイルズオブスペシャルスキット
④スペシャルトークショー
⑤エンターテインメントニュース
⑥ライブ
⑦エンディングステージ
次の見出しにて各種詳細を記していきます。
オールスタースキット
兼ねてより予告されていたテイルズオブシリーズの主人公たちが大集合した特別なスキットが公開!
全てオリジナルキャストでのボイス撮り下ろし!なんて豪華なんでしょう…!
歴代の主人公たちが25周年という節目ということで、それぞれがやりたいことを議論し、
バンナムの偉い人たちに届けよう、というものでした。
最終的には私たちシリーズのファンのみんなを逆に応援したい!と結論になり、
主人公それぞれからの応援メッセージの後、みんなで「おーっ!」と掛け声で終了となりました。
オープニングステージ
オールスタースキットの後、横浜アリーナのロビーから今回の司会者、
小野坂さんと佐藤利奈さんが登場。二人でステージに向かいながらトークを繰り広げました。
できるだけ会場の雰囲気を味わってほしいという、制作側の気持ちが感じられたシーンでしたね。
そしてステージでは、桜庭 統さんの生演奏による、『Endless Jornery』が披露されました。
生歌唱はなかったものの、事前募集されたダンス映像がバックで流れており壮観でした。
カメラを切り替えると観客席で演奏を鑑賞している小野坂さんとサトリナさんも見ることができ、
配信ならではの面白さを感じることが出来ました。
演奏が終わり、ステージに上がる司会者お二方。
いつもはゼロスのテーマが流れるのですが、なんと今回は桜庭さんの生演奏バージョンでした。
これは小野坂さんも嬉しそうでしたね。
今回の配信でのカメラの確認や、コメントやサイリウムの説明を一通り行った後、
おなじみのスペシャルスキットが開始されました。
テイルズオブスペシャルスキット
『テイルズオブスペシャルスキット 応援合戦~集え勇者たち~』と銘打たれた本スキット。
「不思議なエネルギーを発見した」という謎の手紙をもらったカイウスとルビア、
ロイドとクラトスが会話していると、突如魔法陣が現れ、
ロイドが吸い込まれてしまうところから物語が始まりました。
レイヴンが固定カメラにウィンクしながら登場し、ミントとルークも登場。
さらにエレノア・ベルベット・アイゼンもカイウスらと同じ手紙をもらって集まったようです。
とここで、何かを察してその場を退場するアイゼン。
そのタイミングでスレイ・エドナ・ザビ―ダが登場。
やはりアイゼンは死神の呪いのこともあり、エドナを避けているようです。
と、ここでもミント、ザビーダ、エドナが魔法陣に飲み込まれます。
シーンは切り替わり、ゼロスとアッシュが登場しました。
どうやら二人は何かを企んでいるようです…。
消えたロイドを探すカイウスたちでしたが、ここでアイゼンやエレノアたちと合流。
ここでルークの提案に問題があったのでは?と振られ、恒例の「俺は悪くねぇ~!」を披露。
全員で魔法陣に消えたメンバーを探していると、ゼロスが登場。
探しているロイドたちを見つけたといいます。
連れて来られたのはどこかの学校。そこには確かにロイドたちはいましたが、
どうやら何かの亡霊に憑依されているらしく、自分たちはこの学校の生徒だと思い込んでいるようです。
カイウスとルビアはこの学校に関する情報を捜索することに。
クラトスやエレノアは学校の先生として「紅白応援合戦」の練習に付き合うこととなりました。
その夜、アイゼンはエドナに避けていた理由を問いました。
呪いのことを明かすと、「兄を怨むはずがない」とエドナは言いました。
記憶がないながらもその言葉は、アイゼンの心に刺さったことでしょう。
そんな中、着実になにやらエネルギーを溜めるゼロスとアッシュ。
彼らの前に今回のシークレットゲストの影が現れ、言いました。
「協力した暁には、妹と母親を健康体にしてさしあげますよ」
場面は学園に切り替わり、学生になりきって応援合戦をすることになりました。
ルークの選手宣誓の後、白組(ザビーダ、スレイ、エドナ、カイウス、ミント)のエール開始。
津田さんの迷言「ナマステ、押忍!」が会場とコメント欄を盛り上げます。
紅組(アイゼン、ベルベット、ロイド、ルビア、ルーク)のエールは、なにをするか悩んだ挙句、
エドナ(役の福圓さん)指導の下、ノルミンダンスを披露することに。
アイゼン(役の森川さん)が「本当にやるのか…」と割とガチトーンで呟いたのは聞き逃しませんでした。
なんだかんだ言いつつも、しっかりとノルミンダンスを披露したアイゼン。
なぜか会場の出演者全員を巻き込んで追加のノルミンダンス!
応援の勝敗は視聴者コメントやペンライトの色で決められ、
アイゼン(というか森川さん)のノルミンダンスのおかげで紅組の勝利となりました。
憑依が解け、憑りつかれたメンバーは元に戻りました。
憑りつかれた時の記憶は引き継がれていたようで、
やっとアイゼンとエドナはまともに会話できる感動のシーンでした。
そんな安堵の中現れたのは、シークレットゲストこと死神のディスト(矢尾一樹さん)でした。
まさかのセグw…音機関に乗っての登場にコメントは沸きました。
ディストは残留思念を用いてネビリム先生を復活させるために、彼らを利用したようです。
ですがエネルギーが溜まった際、ゼロスとアッシュはディストを裏切りました。
それに腹を立てたディストは魔物を呼び出し、メンバーたちを攻撃。
各キャラクターは秘奥義を放ち、魔物たちを一掃します。
さらにディストはカイザーディストXXに搭乗するも、敗北しエネルギー収集装置も破壊。
事件は一件落着となりました。
最後に、エネルギーの余波で呪いが少しだけ抑えられているアイゼンに、エドナは横浜見学に誘いました。
ゼロスはアッシュに対し、再びエネルギーを集めないかと提案するがこれを一蹴します。
研究者として優秀なディストでさえ扱えきれないエネルギーを俺たちが扱いきれるとは思えない、と。
スペシャルトークショー
スキット後は出演キャストの自己紹介を交え、スキットの感想なんかを語っていきました。
スキットのノルミンダンスに参加できず悲しそうにする小野坂さんや、
全力で踊ったせいで汗だくになる小西さん。
初参加を楽しみにしていたと嬉しそうに語る高木さんと門脇さん、
自ら進んで顔芸をしてしまう福圓さん
舞台版アビスのディスト役の方がやっていたことをリスペクトしてセグ…音機関を持参した矢尾さん等、
今回のフェスティバルも見どころ沢山なので、是非アーカイブでも見て欲しいです。
そしてトークが終わった後は、事前に募集されていた”応援されたいキャラクターランキング投票”の結果発表が行われました。
今回は人気投票ではないので、殿堂入りしていたユーリやリオンも対象に含まれておりました。
30位から順に発表され、出演キャストのキャラクターも多数ランクインする中結果としては、
男性部門 1位 ミクリオ
女性部門 1位 ミラ=マクスウェル
となりました。
なんだかんだ人気順のような気もしますが…。
残念ながら1位になったキャストはどちらも出演していないので、
Twitterにて言ってもらいたい”応援セリフ”の募集か開始され、後日収録して公開するとのことです。
エンターテインメントニュース
続きまして、ゲームや関連商品を告知するエンタメコーナーがスタート。
司会はおなじみ名越涼さんが登壇。
スマートフォン向けタイトルのアスタリア、ザレイズの紹介が公開。
テイルズームという名の通話ツールを使用し、オンラインで会話しながら告知をするというスタイル。
アスタリアでは単独イベント7周年感謝祭の開催予告や、
新章「双星の宿命編」のオープニングが初公開だったりと、盛りだくさんな内容でした。
ザレイズは、クロスオーバー魔鏡の投票テーマが公開され、
さらに月末にはヴェスペリア単独イベントと称して、アレクセイが新規参戦!
4周年生放送でも告知されていた「フォームチェンジ」の登場など、こちらも見逃せない情報が多かったです。
そのまま音楽プロジェクトの話へ移行し、
“Tales of Dreamers”プロジェクトに新規メンバーとして、
レイヴン役の竹本英史さんが加入しました。
そして歴代テーマのカバーソング第2弾として、
テイルズオブデスティニー
夢であるように
原曲:DEEN 歌唱:リオン役緑川光さん
テイルズオブレジェンディア
TAO
原曲:Do As Infinity 歌唱シャーリィ役広橋涼さん
テイルズオブゼスティリア
White Light
原曲:Superfly 歌唱:ロゼ役小松未可子さん&アリーシャ役茅野愛衣さん
テイルズオブゼスティリアザクロス
風ノ唄
原曲:FLOW 歌唱:スレイ役木村良平さん&ミクリオ役逢坂良太さん
カバーソングは期待していた方も多いのではないでしょうか。
概ね予想していた通りでしたが、どのようなアレンジが加えられるのか今から楽しみですね!
ライブ
そしてトリを飾ったのが、桜庭統さんのライブコーナー。
ライブ中もカメラを自由に切り替えられたので、桜庭さんの脅威の鍵盤さばきや、
バンドの方の楽しそうな演奏、ベースやギターの指テク、
ヴァイオリンの優雅な姿などそれぞれもしっかり映像に映し出されていました。
中でも、本日の出演キャスト陣が観客席で演奏を楽しんでいる姿も見ることができました。
珍しい光景でしたし、スレイ役木村さんもノリノリだったのが印象的です。
曲順としては下記11曲を演奏されました。
演奏後、ミント役の岩男さんが登場し主題歌「夢は終わらない~こぼれ落ちる時の雫~」を歌唱。
CDやオーケストラの時とはまた違った、透き通る美しい歌声はやはり岩男さんならではなのではないかと思います。
続いてはアイゼン役森川さん登場。すなわち主題歌「BURN」を披露されました。
転調が多く難しいというこの楽曲。メディア各種で歌わないよと言ってきた森川さんでしたが、
なんだかんだ歌ってくださってありがとうございます!
両者の歌唱後、司会の2人が桜庭さんや歌唱してくれた岩男さん、森川さんにインタビュー。
特に印象的だったのは、桜庭さん演奏のBGMメドレー。
本来だと拍手で区切りをつけているそうですが、今回はそれが無いため、
敢えて曲の区切りを無くしましたと発言。いわゆるノンストップメドレーというやつでしょうか。
いやはや、桜庭さんてピアノを誰かに習うでもなく、すべて我流で続けてきたみたいですが、
天才なのではないでしょうか…。かっこ良い…。
エンディングステージ
インタビューが終わり、出演キャストが再登場し挨拶をしていきます。
そして最後には初出し情報として、
“テイルズオブフェスティバル2021″の開催も決定しました!
テーマはウィンターパーティーで、会場は東京ガーデンシアターとのこと。
調べてみると、横浜アリーナよりは少し規模は小さいみたいですが、
昨今の情勢を考えると致し方ないのかなと思います。
是非参加したいところ。
そして「ビバ!テイルズオブ!」で締めた後、もう一つの告知が。
シリーズ最新作「テイルズオブアライズ」の最新PVです!
PVが終わると、本日最後の影ナレが。
アッシュと本日のシークレットゲスト、ディストの二人です。
スペシャルスキットで黒幕だった為に出演者からボコボコにされて怒っているディスト。
八つ当たりでアッシュを攻撃しようとしたが失敗し、逆にアッシュはジェイドネタでディストを煽り、
通販やアンケートを宣伝させるアッシュ。といった流れでした。
まとめ
ここまで長文を読んでくださり、ありがとうございます。
初の完全オンライン配信ということで、やはり期待というか不安というか、
どうなるのだろうというのが正直なところだったんですが、
終わってみるとしっかり満足感を得られていたのではないかと思います。
会場の熱気やライブ感はどうしても味わいづらいところではありましたが、
家でゆっくり見ることが出来ましたし、今後もこのような配信を続けて欲しいですね。
東京は遠い…
後日、2日目のレポートも記事にする予定なので、良かったらそちらもご覧ください。
そして今回のテイルズオブフェスティバル2020はアーカイブ視聴が可能となっています。(2021年3月14日まで)
公演後でもチケットの購入もできますし、気になる方がいらっしゃったら是非視聴してみてください。
チケット購入ページはこちら。
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